あずおじさんの子育て日記

Wターンで北陸にカムバックした、エンジニア父さんの日記

グロいのに何故か子供がハマる!「地獄」の絵本がオススメ



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絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵

大道ですが、地獄教育による、恐怖を利用した子育てが始まりました。

どうもこの本、大ヒット商品らしく多くの親御さんが、どういうつもりかわかりませんが教育上良い!と判断して購入されているようです。

男女の仲も自業自得? 絵本「地獄」がバカ売れしている理由 - LAURIER (ローリエ)(1/3)


私(うちの子)の場合は、たまたま高円寺の古本屋に行ったら、この本が定価の半額で売っていたので、購入しました。

もともと、娘が鬼(オニ)さんや天狗さんが大好きなもんで、コレがほしい!と連呼して、「おおぉ… 欲しいならいいよ…」と親としては多少引きぎみで買いました。


お家に帰って読み聞かせていると、連ちゃんで「もう一回」、「もう一回」が止まりいません。1回の読み聞かせで最低5回は読み返ししています。


文末に、Youtubeでこの本の読み聞かせ動画あるので、内容はそこで確認できますが、内容はかなりグロく、生々しく、大人が見ても若干怖いのですがなぜか大ハマリしています。何度か読み聞かせる中で思った、感想などをリストアップ。

〇〇をしたらダメ教育にはもってこい

うちの子は、字が読めないので、アドリブで〇〇したらこうなるよ!と内容を毎回違う形にして、都度やったらダメなことを伝えています。汚いやり方ですが、効果テキメンです。

いいことをドンドンしよう!と教育できる

地獄へは行きたくないよね!?じゃあいいことしよう!という流れでお手伝いでも何でもしてくれる。なんと都合のいい親か。自分が恥ずかしい。でもこれも効果テキメン。

日常食べるいきもの(魚、肉)を食べることは当たり前だが、命は重いことを教える

鬼が人を調理している絵があるが、これは魚や豚さんも同じように僕らが食べている事実を教える。

みんな役割があり、それを分担することで仕事を回すものと教える

鬼さん、えん魔さん、お地蔵さん、剥ぎ取りババア、それぞれ役割がある。料理をする鬼もいれば、蛇の池から人が上がってこれないように突っつく鬼もいる。そうやって、仕事をしてみんな手助けして生きている。鬼も大変なのさと伝える。

鬼だって心があることを教える

賽の河原の鬼の絵は、子供が積んだ石を壊すのが仕事であるが、悲しい顔をしている。鬼にもそういった心があるものさと。鬼のような人であっても、仏もそこにはいるんだよと。

地獄へ行きたく無いから〇〇しない、いいことをしようという価値基準を超えろ

人は神様ではないので、損得で判断をしますが、そういったしょうもない人間になるなと教育したい(自分にも)。結局損得勘定で動いたところで、得たものなんぞ、なんの感動も生まん。


最後に偉そうなこと言ってすいません。

結局のところ、子供には、この本を通していうことを、聞く子になってほしいというのは有りますが、人に迷惑をかけずに、周りの人を幸せにしていくような仏の心をもち、ある時は鬼のように悪を成敗する強くて優しい子になって欲しいです。